ポンプを作動させる電気代を除けば、どれだけ使っても、タダで使用できます。
地下水の水温は年中ほぼ一定です。「夏は冷たく、冬は温かい水」と言われているのは、外気温の変化により、人間の感覚がその様に感じさせるだけであり、地下水の水温自体に変化はありません。水仕事をする主婦や企業様、夏のミストシャワーや冬の融雪設備の水源としてとても理想的な水だと言えるでしょう。
水道水には殺菌のため塩素(カルキ)が含まれています。安全面から言えば必要な措置ですが、どうしても味や臭いに微妙に影響します。その点、良質な地下水なら、薬品などで水処理する必要がないので、「純粋な水の味」を楽しむことができます。
手押しポンプなどを自動給水装置と併用して設置すれば、災害時でも別途水を確保することができます。
水質
地域により地下水の水質が異なるので、場合によってはミネラル分が多く、別途鉄分除去用の機器などが必要となる場合もある。
30m以上の深井戸の場合は気候の影響をほとんど受けないが、浅井戸の場合気候変化により水が濁ったり、水量が減少する事もある。
使用頻度や水質など様々な条件によるが、定期的に井戸内のメンテナンスを行うことが望ましい。
給水タンクが別途設置してある場合は貯水分は利用できるが、自動給水ポンプのみだと停電時に使用できない。