いのちを守る ライフラインとしての井戸が見直されています!
■その@:生活用水の確保
断水は生活に大きな影響をにおよぼします。
災害時に必要とされる水は、1人あたり1日に
飲料水が3リットル、トイレなどの
雑用水が3リットルと想定 されます。
被災後、給水開始までおよそ4日間程度かかると言われていますが、 災害時に給水が始まるまで4日間で必要な水は、5人家族の場合
1日に必要な飲料水が20リットル、トイレなど雑用水が135リットル
計620リットルもの水が必要になります。(※国土交通省資料参照)
しかし、十分な水の確保ができないために、被災者の多くの人々は脱水状態となり、多くの方が心筋梗塞、脳梗塞、血栓症から心不全、
エコノミークラス症候群など、血管を詰まらせる病気で亡くなられました。
このように震災後、無傷で生き延びた人でも命を落としてしまいます。
水さえ確保できれば、犠牲者を大幅に減らすことが出来るという意識が小さいことが問題になっています。
■そのA:消火用水の確保
震災時には火災による被害拡大も大きな問題の1つです。
ガスや電気等あらゆる原因で火災を発生させてしまう危険があります。
バケツ一杯の水があれば消せる小さな火災も、水が無いがために燃え広がり
大火災につながってしまうケースも多くあります。
その時、簡易井戸を設け手押しポンプを設置すれば緊急時の水の確保が瞬時に可能となり被害を最小に抑えることが可能になります。
災害はいつ起こるか誰にもわかりません。
今できることは、万が一の災害に備え、
対策の準備を万全に整えることで、大切な家族や地域の方々を助けることができます。
もし、まだ地域やご自宅に防災井戸を設置しておられない場合は、この機会に是非ご検討されることをオススメ致します。
■防災井戸の補助金・助成金の活用
多くの自治体から災害時に備えた
補助金や
助成金が交付されています。
ポンプの設置や修理に対しても補助金制度を設けている自治体もありますので、井戸補助金や井戸助成金など補助金の詳細や
募集期間等、詳しくは各自治体にお問い合わせください。
posted by Kiuchi at 18:33
|
防災井戸について